大學図書館

本のタイトル(著者)/あらすじ 個人的評価
「猫の12星座占い」(レズリー・アン・アイヴォリー/鰹ャ学館) 
 猫にも12の星座占いによる性格付けが当てはまるのではないか・・・著者の素朴な思いから生まれた本書は、その真偽はどうあれ、そこに描かれた繊細で艶やかな猫達とそれを彩る各々の星座のモチーフを眺めるだけで十分に満足のゆく一冊となっています。
★★★★
「Santa’s Snow Cat」(S・Stainton,A・Mortimer)
洋書なので、文章は英語ですが、絵を見れば大体のお話はわかります。辞書を引きながら読んでもいいし、自分で勝手に想像してみてもいいでしょう。雪に紛れるくらい真っ白なサンタの愛猫(その名も”雪ねこちゃん”)の姿は、眺めているだけで心なごみます。
★★★
「やさしい猫たち」(レズリー・アン・アイヴォリー/潟Nレオ)
猫とテキスタイルデザインを組み合わせた繊細な美しさと、それぞれの絵に添えられた古今東西の作家や詩人の言葉(=訳:常盤新平)がハーモニーを奏で、コンパクトですが、中身の濃い一冊です。私が最初に出あった記念すべきアイヴォリーの作品。
★★★★
「猫の建築家」(作・森 博嗣 X 画・佐久間真人/光文社)
 何度も読み返しては”うーん、いいなぁ”と思えるお気に入りの絵本です。佐久間氏のノスタルジー漂う緻密な絵と森氏の静謐な文章のコラボが素晴らしい。ここに描かれる猫はいたってさりげなくありながら、それでいて「とっても猫」なのです。
★★★★★

【絵本(画集)】

【エッセイ】

「猫だましい」(河合隼雄著/叶V潮社)
心理療法家として知られる河合氏が、古今東西のあらゆる猫文学を通して、人間のたましいと猫の関係を考察したもの。猫文学のガイドとしても秀逸。あまり知られていない日本の民話の中に描かれる猫の姿が興味深い。
★★★★
「トラちゃん的日常」(中島らも著/兜カ芸春秋)
 表紙の「トラちゃん」の姿につられて読み始めた。が、最初の数ページは確かに「トラちゃん」の話なのだが、その後は「らもさん的日常」、つまり著者自身に関する話題が延々と続く。帯には『描写できないほど愛らしい』の文字が。・・・つまり、「トラちゃん」のことはほとんど描写されていないのだった・・・
「おかめなふたり」(群ようこ著/褐カ冬舎)
実はこれも表紙につられて手にとった(懲りないタチである)。しかし、これは100%、著者の飼い猫「しいちゃん」の話である。野良猫として著者のところに迷い込んだ「しいちゃん」の傍若無人ぶりに、つい当大學の学長ミーチャの悪魔のような幼少期を想起させられ、一気に読み進んだ。猫好きにはオススメの一冊。
★★★
「わたし、猫語がわかるのよ」(日本ペンクラブ 編/光文社)
これはタイトルがなかなか素晴らしい。これを見たら、猫好きは「あら、わたしも。」と、つい手を取ってしまうに違いない。中身について言えば、27名もの著者の、それぞれの猫への思い、その出会いと別れが、多様な語り口で綴られており、特に別れは避けられないものとして、多くの著者の共通するテーマとなっているのが印象的です。
★★

【写真集】

「ねこめぐり−にっぽん猫紀行−(相澤秀仁・相澤京子著/二見書房)
日本中を猫を求めて旅する写真家による、全国各地、それぞれの土地で暮らす猫達の日常を、自然な姿で捕らえた写真集。猫の姿にも地域性があることがわかり、面白い。さまざまな表情を見せる121匹もの猫たちの自然体の姿に思わずなごみます。
★★★
「猫って、何考えてるの!?」(グウェン・ベイリー著/PHP研究所)
猫のふだんの行動や態度にはどういう意味があるのか・・・わかっているつもりでわかっていない猫の行動の理由を過度に擬人化することなく、わかりやすく示した解説書。これから猫を飼おうという人にはオススメ。写真が多用されているので、写真集としても十分楽しめます。
★★★
「猫と写真の時間」(藤田一咲著/期竢o版社)
「猫のいる風景は不思議で奇妙」と語る著者が、思わずシャッターを切らずにいられなかった猫達の姿を、著者の楽しい思いそのままに眺めることができる写真集。随所に挿入される著者の猫たちへの愛情を綴った文章にも共感できる。
★★
絵 本 写真集 その他
エッセイ
「綿の国星」(大島弓子作/株註社)
有名すぎるくらい有名な漫画ですが、最近まで一度も目を通さずにきました。しかし、読んでみて驚き!こんなに面白い漫画だったなんて!メルヘンタッチの絵柄から、ただ、ふわふわしたポエジーな作品と決め付けていたんですが、猫の生態をきっちり踏まえて描かれていますし、登場するキャラクターも皆、ユニークで魅力的です。食わず嫌いはいけませんね。
★★★★

【その他】