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「猫だましい」(河合隼雄著/叶V潮社)
心理療法家として知られる河合氏が、古今東西のあらゆる猫文学を通して、人間のたましいと猫の関係を考察したもの。猫文学のガイドとしても秀逸。あまり知られていない日本の民話の中に描かれる猫の姿が興味深い。 |
★★★★ |
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「トラちゃん的日常」(中島らも著/兜カ芸春秋)
表紙の「トラちゃん」の姿につられて読み始めた。が、最初の数ページは確かに「トラちゃん」の話なのだが、その後は「らもさん的日常」、つまり著者自身に関する話題が延々と続く。帯には『描写できないほど愛らしい』の文字が。・・・つまり、「トラちゃん」のことはほとんど描写されていないのだった・・・ |
★ |
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「おかめなふたり」(群ようこ著/褐カ冬舎)
実はこれも表紙につられて手にとった(懲りないタチである)。しかし、これは100%、著者の飼い猫「しいちゃん」の話である。野良猫として著者のところに迷い込んだ「しいちゃん」の傍若無人ぶりに、つい当大學の学長ミーチャの悪魔のような幼少期を想起させられ、一気に読み進んだ。猫好きにはオススメの一冊。 |
★★★ |
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「わたし、猫語がわかるのよ」(日本ペンクラブ 編/光文社)
これはタイトルがなかなか素晴らしい。これを見たら、猫好きは「あら、わたしも。」と、つい手を取ってしまうに違いない。中身について言えば、27名もの著者の、それぞれの猫への思い、その出会いと別れが、多様な語り口で綴られており、特に別れは避けられないものとして、多くの著者の共通するテーマとなっているのが印象的です。 |
★★ |